景気低迷が続く中国の上海で、大型スーパーの閉店が続いています。

 輸入品などを中心とした高級スーパーチェーン「シティショップ」が今年4月、 3つの店舗を閉鎖し営業を終えました。

 このスーパーは30年近く前に開店し、ピーク時には上海や北京で10店舗以上を展開しましたが、近年は売り上げの低迷に苦しんでいました。

 背景にはネット通販の拡大に加え、個人消費の落ち込みがあるとみられています。

利用していた人は
「私たちのような高齢者はネット通販はできないからスーパーで買い物をします。近くにスーパーがなくなったらどこで買い物をしたらいいのか」
「(スーパーが閉店して)近所の人たちは皆、残念がっています」

 中国で15日に発表された4月から6月のGDP成長率も前年比で4.7%と伸び悩んでいて、他の大手スーパーチェーンでも閉店が相次いでいます。

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