3月19日、ヒズボラの攻撃で破壊された民家の内部=イスラエル北部メトゥラ(共同)

イスラエル軍は17日、レバノン領からイスラエル北部に向け、対戦車ミサイルや無人機による攻撃があり、兵士14人が負傷したと発表した。重傷者もいるという。軍は発射場所を攻撃した。またレバノン南部にある親イラン民兵組織ヒズボラの拠点を戦闘機で攻撃。レバノン・イスラエル国境での交戦も激しくなっている。

イスラエルメディアによると、兵士の他に市民4人も負傷した。ヒズボラが攻撃を認めた。

一方、イスラエル軍は17日、小麦粉を積んだ世界食糧計画(WFP)のトラック8台が、軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザに入ったと発表した。ガザは人道危機が深刻で、餓死者も出ている。ガザ保健当局によると、戦闘によるガザ側の死者数は3万3000人超。(共同)

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