インドのモディ首相は訪問先のロシアでプーチン大統領と会談し、ウクライナ侵攻をめぐり「戦争による解決はない、対話が必要だ」と述べ、外交的解決を改めて呼びかけました。

プーチン大統領
「ウクライナ危機の平和的な解決方法を探す努力をしていただいていることに感謝する」

プーチン大統領とモディ首相は9日、モスクワのクレムリンで会談し、モディ氏は冒頭で「明るい未来のために平和が必要だ」と指摘。そのうえで「戦争は解決策にならない。対話こそが必要なことだ」と述べ、ウクライナ侵攻を続けるロシアに外交的解決を呼びかけました。

モディ氏はおととしの会談の際にも「今は戦争のときではない」と述べていて、長期化する侵攻に改めて懸念を示した形です。

一方、インドメディアによりますと、ロシア軍に入隊させられ、ウクライナに派遣されたインド人の問題をめぐり、プーチン氏はモディ氏の要請に応じ、全員を除隊させる方針を示したということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。