アメリカのバイデン大統領は民主党議員に書簡を送り、大統領選挙から撤退する考えがないことを強調しました。
バイデン大統領は8日、民主党議員への書簡の中で、「私はこのレースにとどまり、最後まで走り抜いて、トランプ氏を打ち負かすことを決意している」とし、撤退を巡る議論を終わらせて、前に進もうと党の団結を訴えました。
また、民主党の大統領候補を決める予備選で87％の票を得たとしたうえで、党員が投票で示した意思を無視して、どうして民主主義を守ることができるのかと指摘し、候補者としての自らの正統性を強調しました。
バイデン氏はテレビ番組にも電話で出演し、「私に出馬すべきではないと思っている連中がいるのなら、どうぞ対抗馬を立ててくれ。党大会で挑戦してみろ」と述べ、民主党内で広がる撤退論に断固としてあらがう姿勢を示しました。
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