イランで大統領選挙の決選投票の開票作業が始まりました。欧米との対話に前向きな改革派がリードしていると選挙本部が発表しています。

 イランで5日に行われた決選投票は、改革派のペゼシュキアン氏と保守強硬派のジャリリ氏によって争われ、結果は今後の外交方針などに影響を与えるとみられます。

 選挙本部は6日、およそ250万票を開票した初期の結果ではペゼシュキアン氏が126万票余りを獲得し、僅差でリードしていると発表しました。

 ロイター通信はイラン情報筋の話として、ペゼシュキアン氏が勝利する見通しだと伝えています。

 イランの大統領選挙は、先月28日の投票で過半数の票を得た候補がいなかったため、上位2人による決選投票となっていました。

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