パキスタン北部で登山中に滑落して死亡した日本人の男性について、長野県に住む大西浩さん(64)だと分かりました。

 パキスタンにある日本大使館によりますと、およそ7000メートルのスパンティーク峰で2日、60代の日本人男性が下山中に氷の割れ目に滑落し、翌日、死亡が確認されました。

 長野県山岳協会によりますと、死亡したのは副会長の大西浩さんで、一緒に登山をしていた隊員から連絡があったとういことです。

 大西さんは県内の高校の山岳部で長年顧問を務め、今回は社会人になった教え子とともに登山をしていました。

 この山では、先月にも日本人2人の行方が分からなくなり、1人の死亡が確認された後、捜索が打ち切られています。

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