ガザでの停戦案を巡り、イスラム組織「ハマス」がイスラエルに対して、新たな回答を送ったことが明らかになりました。内容は建設的なもので、交渉が再開される兆しがあるということです。

 イスラエルの諜報機関「モサド」は3日、仲介国を介してハマスから停戦案に関する新たな回答があり、内容を精査していると発表しました。

 また、ハマスもSNS上の声明で、「ガザ地区での侵攻を止めるため、停戦案について仲介国と協議を行った」と発表しました。

 詳細は明らかになっていませんがイスラエルメディアは政府高官の話として、両者の間に溝のあった2つの項目について「合意できるものとなっていて、建設的なものだった」と伝えたほか、別のメディアは「初めてハマスの回答に進展があった。交渉が再開され得る」と報じています。

 ネタニヤフ首相は4日も専門チームと協議を行う予定ですが、その一方で、交渉が再開されても合意に至るにはまだ数週間かかるという見方も出ています。

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