幻想的な雲海が人気の「星野リゾート トマム」が中国の企業から日本の企業に売却されるということが明らかになった。
■星野リゾ―トは引き続き運営継続
山頂に設置されたテラス この記事の写真辺り一面に広がる幻想的な雲海。山頂に設置されたテラスからは、まるで雲の上にいるかのような絶景が楽しめる。
星野リゾート トマム国内外から多くの観光客が訪れる北海道の大型リゾート「星野リゾート トマム」。そんな国内屈指の人気リゾートが先月、売却されていたことが明らかになった。
「星野リゾート トマム」は、1983年に「アルファリゾート・トマム」の名称で開業。しかし、バブル崩壊の影響で経営が悪化。2004年に星野リゾートが買収し、施設を運営してきた。
2005年から始まった「雲海テラス」人気に火がついたのは、2005年から始まった「雲海テラス」。幻想的な雲海を目当てに、年々観光客が増加。2013年に初めて入場者が10万人を突破するなど、北海道屈指の人気観光スポットになった。
およそ183億円で買収その人気に目をつけたのが中国・上海の商業施設運営会社。2015年11月に、およそ183億円で買収。星野リゾートは引き続き施設の運営を担ってきた。
中国からの観光客「北海道のリゾート地を買収できるなんて、中国は偉大だと思うわ」 約408億円で売却
順調な経営が続くなかでの、突然の売却。買ったのは、東京・港区の投資会社で金額はおよそ408億円だという。施設の売却について、運営する星野リゾートはこうコメントしている。
星野リゾートは… 星野リゾート広報「星野リゾ―トが引き続き運営を継続していくことには変わりございません。多くのお客様に北海道の大自然や滞在を楽しんでいただけるよう運営を行ってまいります」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年7月3日放送分より)
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