ミャンマーの軍事政権は、日系企業のイオングループの現地法人に勤める日本人男性を拘束したと発表しました。

ミャンマー軍事政権は先月30日、国内22の商業施設でコメが規定の価格よりも高く販売されたなどとして、日本人を含む関連業者の4人を当局が拘束したと発表しました。

拘束された日本人は、イオングループの現地法人「イオンオレンジ」の商品本部長を務める笠松洋さん(53)で、現地の日本大使館によりますと、最大都市ヤンゴンの警察施設で取り調べを受けているということです。

林官房長官は会見で、現地当局に対し、日本人男性の早期解放を働きかけるとともに、「所属企業との連絡と必要な支援を含めて、引き続き適切に対応をしていく」と述べました。

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