熱波による猛暑が続くなか、火災が急増するインド。原因は「暑さ対策」でした。
渋滞する道路を抜け、現場へと急ぐ消防士たち。うだるような暑さに汗がしたたり落ちます。
インドの首都ニューデリー。熱波で、この日の最高気温は44.8℃。猛暑のなか、消防士たちは炎と闘い続けていました。
デリー消防局長
「隊員たちは限界です。寝ることも休むこともできない」
当局によりますと、直近2カ月の火災発生件数は去年の同じころと比べて倍増。その理由は熱波でした。
デリー消防署副署長
「これまでのところ、火災原因の7割以上は電気的なものです」
猛暑でエアコンなどによる電気の使用量が急増。さらに不適切な配線なども横行し、火災につながっているというのです。
現地消防局は消防士の人数を増やすなど増え続ける火災への対応に追われています。
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