冬を迎えている南半球には「寒波」が。

 チリ南部の港町・プンタアレナス。南極から流れ込んだ寒気でマイナス14.7℃を記録。この町で観測が始まって以来の最低気温を更新しました。

 市内では断水も発生。原因は水道管の凍結です。

地元住民
「水がありません。トイレ、料理、飲み水が必要なんです」

 そうしたなか、チリ中部では降り続いた雨が乾いた大地に劇的な変化をもたらしました。

 深刻な干ばつにより、長らく干上がっていた湖に潤いが戻ってきたのです。住民たちの貴重な水がめだった貯水池も水位が回復。

地元住民
「この美しい景色を最後に見たのは20年以上前。年々、自然に対する悲しみが増すばかりだったがきょう、あのころの湖が再び戻ってきた」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。