北朝鮮が複数の弾頭を積む多弾頭ミサイルの実験をきのう行い、成功したと主張したことに対し、韓国軍は「欺瞞」だと一蹴しました。

北朝鮮の朝鮮中央通信はけさ、26日に複数の弾頭を積む多弾頭ミサイルの分離と誘導実験を行い、成功したと報じました。

これに対し韓国軍の合同参謀本部は、きのうのミサイルについて正常に飛行せず初期段階で爆発したとして、北朝鮮側の主張は「欺瞞と誇張」だと一蹴しました。さらに、固体燃料式エンジンを使用したとして掲載した写真についても加工された可能性があるとしています。

韓国軍の合同参謀本部は北朝鮮側の報道の背景について、先月は軍事偵察衛星の打ち上げ、そして、きのうはミサイルの発射に失敗したため、そうした事実を「覆い隠す意図もあった」と分析しています。

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