南米ボリビアで軍によるクーデター危機を受け、食料品の買い占めなど混乱が起きています。
ボリビア・ラパスの住民によりますと、大統領官邸に軍の装甲車が突っ込んだ映像を国営放送が流したことを受け、スーパーとATMは食料品と現金を求める人で長蛇の列となっています。
一方でこれまでに死傷者は報告されておらず、アルセ大統領は一連の行動を指揮しているスニガ将軍と面会し、大統領官邸から兵士の撤退を求めています。
両者は同じ左派政党で内輪揉めの可能性があり、軍の新しいトップが任命されたという情報もあるため、事態は収束に向かうという見方もあります。
ボリビアは人口1222万人で、在留邦人は2706人ですが、日本大使館によりますと、これまでに邦人の被害は確認されていません。
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