韓国軍は北朝鮮が先ほど、日本海に向けて未詳の弾道ミサイルを発射したと発表しました。
25日は朝鮮戦争の開戦日で、韓国ではロケット砲の発射訓練が行われたほか、釜山にアメリカ軍の原子力空母が入港し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が乗艦するなど北朝鮮への牽制(けんせい)を強めていました。
このタイミングでの発射はこうした一連の動きへの反発の可能性があります。
北朝鮮は先月27日にも軍事偵察衛星の打ち上げを行い、ロケットエンジンの不具合で空中爆発して失敗したほか、先月30日にも600ミリ超大型ロケット砲少なくとも18発を日本海へ向け発射しています。
また、21日には金正恩総書記の妹の与正氏が談話を発表し、韓国の脱北者団体が行った「反体制ビラ」の散布に反発して報復を宣言していました。
朝鮮半島では先月末から南北の間で汚物やビラなどの「風船飛ばし」の応酬が続いていて、25日夜にも北朝鮮の「汚物風船」が韓国に飛来しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。