ロシア南部のダゲスタン共和国で宗教施設などを狙った襲撃事件が起き、警察官や市民の合わせて19人が死亡しました。

 激しい銃撃音が鳴り響くなか、教会から炎と黒煙が立ち上っています。

 現地メディアなどによりますと、23日、ダゲスタン共和国の首都マハチカラと南部のデルベントでロシア正教会やユダヤ教の宗教施設、警察署などが相次いで襲撃されました。

 これまでに警察官15人のほか、市民4人が死亡したということです。

 治安当局はテロリスト6人を殺害したと発表し、ロシア連邦捜査委員会もテロ容疑で捜査を始めました。

 独立系メディアによりますと、過激派組織「イスラム国」が最近、正教会などへの攻撃を呼び掛けていたということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。