ミャンマーの民主派指導者、アウン・サン・スー・チー氏が79歳の誕生日を迎えました。
軍事クーデター後に収監されたスー・チー氏の健康状態の悪化が懸念されていて、市民らは釈放を求め、抗議の声をあげています。
スー・チー氏が6月19日に79歳の誕生日を迎えることに合わせ、3年前のクーデター以降、軍による空爆が繰り返されているミャンマー北部のザガイン地域では、女性や子供たちを中心に多くの住民がスー・チー氏の釈放を求めました。
こうした運動は、スー・チー氏のシンボルとなっている花の髪飾りにちなんで「フラワー・デモ」と呼ばれ、SNSでも広がっています。
スー・チー氏は、クーデター後に汚職などの罪で収監されましたが、先月、刑務所から移送され、現在は軍事施設の敷地内で監視下に置かれているとの情報もあります。
スー・チー氏は、歯の病気などを患っているとされ、健康状態の悪化を懸念する声も高まっています。
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