トランプ前米大統領(Jeenah Moon撮影、AP=共同)

米ニューヨークのニューヨーク州地裁で16日、不倫口止め疑惑に絡む事件で起訴されたトランプ前大統領の2日目の公判が開かれ、陪審員候補のうち、検察と弁護側の双方が反対しなかった6人が選任された。弁護側が除外を求めた候補の1人に対してトランプ氏が何かをつぶやき、判事が「脅しは容認しない」と注意する場面があった。

11月の大統領選で返り咲きを目指すトランプ氏は出廷前に「本来なら他の州で選挙運動をしているはずだった」として、公判はバイデン政権による政治的迫害だとの主張を繰り返した。

陪審員12人と補欠6人が選ばれる。16日は基本的な質問票への回答で除外されなかった候補らが法廷に着席し、検察と弁護側の双方が直接質問を投げかけた。(共同)

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