パリオリンピックの開幕まで17日であと100日です。古代オリンピックの発祥の地・ギリシャで、聖火の採火式があり、聖火リレーが始まりました。

 ギリシャ西部のオリンピアで16日、7月26日に開幕するパリオリンピックの聖火の採火式が行われました。

 本来、聖火は伝統にならい、凹面鏡で太陽の光を集めて採火されますが、16日は曇り空だったため、事前に採った予備の火が使われました。

 巫女(みこ)役のギリシャの俳優が最初の聖火ランナー(東京五輪ボート競技で金メダル獲得のギリシャの選手)のトーチに火を灯し、聖火リレーがスタートしました。

 聖火はギリシャ国内を11日間巡った後、船で運ばれ、5月8日にフランスのマルセイユに到着する予定です。

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