海外で人気の韓国の即席めんが、デンマークで回収される事態となりました。原因は辛さのもと、唐辛子の量だということですが対応には疑問の声も…
鼻水が止まらなくなるほどの“辛さ”が問題に
韓国で人気の即席めん「ブルダック」。シリーズは17種類があります。海外での人気も高く、輸出量は韓国即席めんの中ではトップになるほどです。
そして、売りは何といってもその辛さ。
「耳が痛い」
「辛すぎて魂が飛んだ。これを売るのは合法なのか?」
鼻水が止まらなくなるほどの、この辛さが、ある国で問題となっています。
デンマークの食品当局は11日、韓国の食品大手「ブルダック」シリーズの3種類について回収を命じました。これらの即席めんは辛さ3倍などとうたっていて、トウガラシの辛味成分であるカプサイシンの含有量が多く、消費者が急性中毒を引き起こす恐れがあるためだということです。
韓国市民は疑問「回収まですることなのでしょうか?」
外国人観光客の土産としても人気の高い「ブルダック」。ソウルにある即席めんに特化したコンビニを訪れてみると。
アメリカ人観光客
「アメリカでも人気の商品だ」
アメリカから来た客はデンマーク政府の対応に首をかしげます。
アメリカ人観光客
「我々アメリカ人は自由であることを誇りに思っている。辛いラーメンを食べるのも自由だ」
韓国の人たちからも疑問の声が聞かれました。
韓国市民
「回収まですることなのでしょうか?」
「いくら文化が違っても、食べるには大きな問題はなさそうですが。回収するのは無理があると思います」
ちなみにこのラーメン、韓国人にとっても辛いのか?ソウル支局の韓国人スタッフが食べてみると。
「それほど辛くなくて、おいしいです」
デンマーク政府の措置について三養食品は、「当該製品は世界各国に輸出しているが、このような理由で回収が行われたのは初めてだ」などとする一方で、問題に対応する計画だとも説明しています。
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