アメリカのFRB(連邦準備制度理事会)は、政策金利を7会合連続で据え置くと決定しました。焦点となっている利下げについて、年内に3回という予想を1回のみに引き下げました。
FRBは、インフレが高止まりするなか、7会合連続で政策金利を据え置きました。
また、今後の焦点となる利下げについて最新の見通しを発表し、2024年は、前回3月に示した3回から1回に引き下げました。
パウエル議長は「もし経済が堅調に推移し、インフレが持続するのであれば、適切な限り現行水準の政策金利を維持する」と述べ、厳しい姿勢で引き締めを続ける方針を示しました。
また、政策金利について「コロナ前の水準まで下がる可能性は低い」という見方を示しています。
発表を受けて外国為替市場ではドルを買って円を売る動きが広がり、円相場は、一時1ドル=156円台後半まで円安が進みました。
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