北朝鮮の金正恩総書記が12日の「ロシアの日」に合わせ、プーチン大統領に祝電を送りました。近く北朝鮮を訪問する予定だと報じられるなか、両首脳の親密な関係をアピールした形です。

北朝鮮の朝鮮中央通信によりますと、ロシアの独立記念日にあたる「ロシアの日」に合わせ、金総書記がプーチン大統領に祝電を送りました。

祝電ではロシアのウクライナ侵攻を念頭に、「プーチン大統領の指導のもと、ロシアは敵対勢力のあらゆる挑戦と制裁を粉砕し、注目に値する成果を収めている」として、「全面的な支持と連帯を送る」とたたえています。

また、去年9月にロシアで行われた首脳会談について触れ、両国の関係は「不敗の戦友関係、百年の大計の戦略的関係に昇華した」と強調しています。

首脳会談で金総書記から招待を受けたプーチン大統領が、早ければ今月中にも北朝鮮を訪問する予定だと報じられるなか、両首脳の親密な関係をアピールした形です。

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