カナダ西部・バンクーバーで5日、現地に住む日本人の男性シェフが刃物で刺され、死亡しました。現地警察が殺人事件として捜査しています。
地元警察によりますと、バンクーバー市の中華街近くの路上で、5日午前3時半ごろ、カキウチ・ワタルさん(32)が何者かに刺されて倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。
これまでのところ、容疑者は逮捕されていません。
地元メディアなどによりますと、カキウチさんは日本国籍で、市内の居酒屋でシェフとして働いていたということです。
事件を受け、バンクーバー市長は「カキウチ氏は優秀なシェフであり、多くの人にとって前向きな存在だった。彼のコミュニティへの貢献は忘れない」などとコメントしています。
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