タイで日本人男性を殺害し遺体を切断して遺棄した疑いが持たれている暴力団関係者の日本人2人が、逃亡先のラオスで現地当局に拘束されたことが分かりました。

タイの首都近郊で今年3月、日本人の椛島良介さん(47)の切断された遺体が発見され、タイ警察は、日本の暴力団関係者の加藤拓也容疑者(50)と鈴木浩斗容疑者(27)の逮捕状を取っていました。

関係者によりますと、容疑者2人は事件後、隣国のラオスに逃亡していましたが、首都ビエンチャンできのう、現地当局によって身柄を拘束されたということです。加藤容疑者らは特殊詐欺グループのメンバーでした。

タイ警察は今後、加藤容疑者らを移送して逮捕する方針で、事件のいきさつなどを詳しく調べることにしています。

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