米空軍のB1B戦略爆撃機が参加した米韓合同軍事演習=2024年6月5日、韓国国防省提供

 韓国国防省は5日、米韓両空軍が同日、朝鮮半島上空で合同軍事演習を行ったと発表した。米空軍のB1B戦略爆撃機を展開し、全地球測位システム(GPS)を使用する精密誘導爆弾(JDAM)を投下する訓練を実施した。同省によると、同機によるJDAMの訓練は7年ぶり。北朝鮮の反発は必至だ。

 演習では、F15K戦闘機による実射撃も行われた。国防省は「北朝鮮のいかなる挑発にも即時かつ強力に報復でき、核・ミサイルの脅威を抑止するための強固な防衛態勢を敷いていることを(北朝鮮に)示した」とのコメントを発表した。

 米韓両空軍は昨年12月にもB1B戦略爆撃機を展開し、航空自衛隊と合同演習を行った。【ソウル日下部元美】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。