大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告が、法廷で銀行詐欺などの罪を認め、有罪が宣告されました。アメリカ連邦裁判所の前から報告です。

(力石大輔記者報告)
 水原被告は、法廷にいる際も裁判所に出入りする際も、表情はほとんど変えず、記者からの質問には何も答えませんでした。

 本人確認で最終学歴を問われた際には「高校を卒業した後、少しだけカレッジに通った」というふうに答えました。これまで球団からは大学卒業と紹介されていて、学歴を詐称していた可能性があります。

 事件については自らの口から「賭博の損失を補うため、口座から勝手に送金した」「それしか方法が思い付かなかった」と説明しました。それを受けて有罪答弁が正式に受理されました。

 大谷選手はこれを受けて「事件に終止符を打ち、前に進む時期が来た」と、野球に集中したいというコメントを発表しています。

 水原被告、最大で禁錮33年となる可能性がありますが、司法取引で減刑される見込みです。判決は10月に言い渡されます。

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