パレスチナ自治区ガザでの戦闘が続く中、インド洋の島国でイスラム教を国教とするモルディブは2日、イスラエル人の入国を禁止する方針を明らかにしました。
モルディブ大統領府によりますと、これはムイズ大統領が内閣の勧告を受けて決定したもので、イスラエル人の入国を禁止するため、法律を改正するとしています。
時期など、詳細は明らかにしていません。
ムイズ大統領はまた、「パレスチナと連帯するモルディブ国民」とのスローガンを掲げ、募金活動を展開する計画も発表しました。
モルディブ政府の発表を受け、イスラエル外務省は声明を出し、イスラエル国民に対し、モルディブへの渡航を控えるよう呼びかけました。現地に滞在するイスラエル国民に対しても、出国を検討することを勧めるとしています。
モルディブはイスラム教を国教としています。
イスラエルメディアによりますと、イスラエル人観光客に対する入国禁止措置は1990年代前半に解除されていました。
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