ウクライナのゼレンスキー大統領はフィリピンのマルコス大統領と会談し、フィリピンがロシアによる侵攻が続くウクライナに対し、支援を続けていることに感謝の意を伝えました。
ゼレンスキー大統領はシンガポールで行われていたアジア安全保障会議に出席したあと、フィリピンに移動し、3日、首都・マニラの大統領官邸でマルコス大統領と会談しました。
両政府の発表によりますと、ゼレンスキー大統領はロシアによる侵攻が続くウクライナに対し、フィリピンが明確な立場のもとで支援を続けていることに感謝の意を伝えました。
これに対し、マルコス大統領は「今後もあらゆる可能な手段で平和の構築と争いの終結に向け、支援を続ける」と述べたということです。
また、両大統領は15日からスイスで始まる、ウクライナが提唱する和平案について話し合う「ウクライナ平和会議」についても協議し、ゼレンスキー大統領はフィリピンが参加を表明したことについて謝意を伝えました。
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