リゾート地としても知られるインド洋の島国モルディブは2日、イスラエルのパスポート保有者の入国を禁止すると発表した。モルディブは国民の大多数がイスラム教徒で、パレスチナ自治区ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルへの反発が高まっていた。
イスラエルメディアによると、モルディブはイスラエル人の間でも人気のリゾート地で、昨年は約1万1000人が訪れていた。モルディブ政府は今後、入国禁止に向けた法改正を進める。パレスチナに対する資金援助キャンペーンも行うという。
ガザ地区最南部ラファで避難民ら45人がイスラエル軍による空爆で亡くなったことを受け、モルディブ外務省は5月27日、「民間人を標的にした意図的な虐殺行為は、国際人道法に著しく違反している」と非難していた。【エルサレム松岡大地】
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