アメリカの議会指導部は、イスラエルのネタニヤフ首相を上下両院の合同会議での演説に招待する書簡を送ったと明らかにしました。
アメリカ議会の民主、共和両党の指導部は31日、イスラエルのネタニヤフ首相に宛てた書簡で上下両院合同会議での演説に招待しました。
具体的な日程は明示されていませんが、アメリカの専門紙「ザ・ヒル」は7月から8月ごろになる見込みだとしています。
議会指導部はネタニヤフ氏に対し、議会演説を通じて「民主主義を守り、テロと闘い、地域の永続的な平和を確立しようとするイスラエル政府の構想を共有する」よう求めました。
ネタニヤフ氏は過去に3回、アメリカ議会で演説していて、ロイター通信は、今回が実現すれば外国の首脳として最多となると伝えています。
イスラエルが国際社会での孤立を深めるなか、アメリカ議会として連帯を示す狙いがある一方、リベラル派の一部の議員はネタニヤフ氏の対応を強く非難してきた経緯があり、演説への招待に反発しています。
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