アメリカ国防総省は、海上からパレスチナ自治区ガザに支援物資を運び入れるために仮設で建設した浮き桟橋の一部が破損し、物資輸送を中断したと発表しました。
浮き桟橋を捉えた衛星画像です。18日時点では積み荷が行われる桟橋先端のスペースや通路がはっきりと確認できますが、28日に撮影された最新の画像では一部が破損していることが分かります。
この浮き桟橋はガザ地区への支援物資を海上から運び入れるために先月、アメリカ軍が建設をはじめ今月17日以降、食糧や飲料水などの物資を運搬する貴重なルートとなっていました。
国防総省によりますと、浮き桟橋の一部は高波などの理由で破損し、今後、現場から一時的に撤去したうえで修理を進めるということです。
ただ、再建には1週間以上かかる見込みで、その間はアメリカが中心となって進めてきた支援物資の海上輸送は中断することになります。
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