政府は北朝鮮から衛星打ち上げの通告があったとして、万全の態勢を取るよう「総理指示」を出しました。衛星通過の可能性がある沖縄県の与那国島では警戒が高まっています。
(上部りか記者報告)
与那国町役場前です。27日朝は通告を受け職員1人が早めに駆け付けましたが、落ち着いた様子で準備を進めていました。
役場の中では対策本部会議が開かれていました。
この会議には警察や自衛隊などおよそ20人が参加し、衛星打ち上げへの対応を協議したということです。
島の人の様子ですが、度重なる衛星やミサイルの発射が珍しいことではないと感じているのか、特にあわてて何かを準備するといった姿はありませんでした。
一方、フランスから来た外国人観光客は衛星が上空を飛ぶかもしれないと聞いて、驚いた様子でした。
フランス人観光客
「非常に心配しています。次に何が起こるか全く分かりません」
島の漁師のなかには、衛星の破片が落ちてこないか心配だと話をする人もいました。
役場ではこれから島民の方々にアナウンスがされます。
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