アメリカの根強いインフレに対する警戒感が広がり、ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は600ドル以上下落し、今年最大の下げ幅となりました。
23日に発表された5月のPMI(購買担当者景気指数)が市場予想を上回り、また、新規失業保険申請件数が前の週に比べて減少したことで景気の好調さが示され、インフレに対する警戒感が再燃しました。
また、FRB(連邦準備制度理事会)が22日に公表したFOMC(連邦公開市場委員会)の議事要旨で追加利上げの意見が出たことが明らかになり、利下げの時期が遅れるという懸念も広がりました。
ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は幅広い銘柄が売り込まれ、今年一番の下げ幅となりました。
終値は前の日より605ドル78セント安い3万9065ドル26セントでした。
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