イギリス最大の園芸競技会「ブリテン・イン・ブルーム」で、新潟県見附市の庭園がイギリス国外の庭園として初めて受賞しました。
「ブリテン・イン・ブルーム」は、今年で60回目を迎えるイギリス最大の園芸競技会です。
毎年、イギリス国内の自治体などが多数参加するなか、今回、国外から初めて新潟県見附市の「みつけイングリッシュガーデン」が参加しました。
初参加ながら地域社会への貢献などが高く評価されて「ゴールドコミュニティー賞」を受賞しました。
21日、ロンドンで開かれた受賞式には、ガーデンデザイナーのケイ山田さん、庭園を運営する見附市の稲田亮市長が出席しました。
ケイ山田さん
「20年、30年やってきたことを初めて認めていただき、こんなに光栄で名誉なことはないと思います。今回、世界の中でも(イギリス国外の受賞が)初めてということで、まさか実現するとは思っていなくて、私自身も興奮しています。私どもの庭造りは34年になる、日本ではパイオニアとしてやってきました。元々はファッションデザイナーで、イギリスを訪れた時にお花の美しさに触れ、日本でも作りたいと思ったのがきっかけです。『みつけイングリッシュガーデン』は今年で20年近くになりますが、1番最初は何もない場所でした。これからもますます良い庭になるよう私も指導をさせていただきますし、見附市民の方にもこの素晴らしい庭を自分の庭として愛して大事に育てていただきたいと思っています」
見附市 稲田亮市長
「今回、本当に名誉な賞をイギリス国外では初めて(受賞)ということで、大変うれしく思います。この盛り上がりを日本に持ち帰って見附の街づくりに生かしていければと思います」
王立園芸協会園芸部門最高責任者のアプソン博士は「称賛に値する素晴らしい庭園と地域コミュニティーを見事に結び付けている。ぜひ訪れてみたい」と評価しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。