スロバキアのフィツォ首相が銃撃された事件で、容疑者が単独犯ではない可能性があることが分かりました。

 スロバキアのシュタイエシュトク内相は19日、フィツォ首相を銃撃したとして訴追された男について、何らかのグループの一員として犯行に及んだ可能性があると明らかにしました。

 男は事件直後に拘束されましたが、事件の2時間後に男のインターネットの通信履歴などが削除されていたことから、第三者が関与した可能性があるということです。

 現時点で男がどんなグループと関係があったかは明らかにされていません。

 スロバキア内務省は当初、男はグループに属さない単独犯という見立てを示していました。

 一方、銃撃されたフィツォ首相は現在も入院中ですが、政府高官は命の危険からは脱したと説明しています。

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