フランスで開催されているカンヌ国際映画祭で20日、「スタジオジブリ」に長年の映画界への貢献をたたえる「名誉パルムドール」が授与されました。

 世界三大映画祭のカンヌ国際映画祭で20日、宮崎駿監督らのアニメ映画を制作する「スタジオジブリ」に「名誉パルムドール」が贈られました。

 式典には駿監督の長男、吾朗監督が出席しました。

 「名誉パルムドール」は、長年の映画界への貢献をたたえる賞で、おととしは、トム・クルーズさん、去年はマイケル・ダグラスさんが受賞していて、団体が選ばれるのは初めてです。

 映画祭の事務局はスタジオジブリの授賞理由について、「40年間にわたってアニメ映画に新風を吹き込んできた。詩情にあふれ、人道主義や環境保護に配慮した作品で観客を魅了してきた」とたたえています。

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