有名人になりすますなどSNSを使った投資詐欺が急増しています。警察庁は今年1月から3月までの被害額が219億円に上ることを明らかにしました。

 警察庁によりますと、今年3月までの3カ月間でSNS型投資詐欺の被害件数は1700件、被害額は約219億円で去年の同時期に比べて大幅に増加しているということです。

 警察庁はSNS事業者の対応の遅れなどが背景にあるとみていて、国とともに対策を進めていくとしています。

 SNS型の投資詐欺は多くが海外からの犯行とみられ、4月にはタイで中国人ら63人が身柄を確保されるなどしています。

 一方で、今月、兵庫県で70代の男性が6億6000万円、先月には茨城県の70歳女性が約8億円をだまし取られるなど高額の被害が後を絶たない状況です。

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