火災があった簡易宿泊所(右)前で活動する消防隊員ら=13日午後、川崎市川崎区

13日午後6時10分ごろ、川崎市川崎区日進町の簡易宿泊所「門宿」から出火、2階建て延べ約290平方メートルのうち約100平方メートルが焼け、2階から2人の遺体が見つかった。川崎署や地元消防によると、40~60代ぐらいの男性の可能性があり、身元の確認を急いでいる。他に男性3人が煙を吸うなどして病院に搬送された。

川崎署や門宿のホームページによると、2019年にリニューアルされ、訪日外国人客らも利用していた。署は火災原因を調べている。

現場では消防車14台が消火に当たり、約3時間20分後に鎮火した。近所の60代女性は「窓から火が出ているのを見た。黒煙が上がっていて、臭いがきつかった」と話した。

現場はJR川崎駅の南西約750メートルの簡易宿泊所や住宅が並ぶ一角。

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