男性の腹部を包丁で刺したとして大阪府警港署は14日、大阪市港区南市岡2の職業不詳、岡田パメラ容疑者（64）を殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。男性は夫とみられ、病院に搬送されたが死亡した。港署によると、「晩ご飯はまだかと言われて腹が立ち、『死ね』と言って刺した」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は14日午後10時15分ごろ、港区の自宅で男性の右腹部を包丁で刺し、殺そうとしたとしている。港署は、殺人容疑に切り替えて調べるとともに、男性の身元の特定を進めている。
港署や消防によると、14日午後10時20分ごろ、岡田容疑者から「夫を包丁で刺した」と119番があった。岡田容疑者が夕食を作っていたところ、男性から「晩ご飯はまだか」と言われたうえ、仕事の愚痴を聞かされていたことにも立腹し、ベッドで横になっていた男性を刺したという。【林みづき】
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