能登半島地震で大半が焼失した輪島朝市の組合が、石川県外初となる「出張朝市」を阪神淡路大震災があった神戸市で開いています。
神戸市東灘区で11日、開催されている「東灘うはらまつり」では、石川県輪島市の「朝市通り」に店を構えていた事業者が干物や輪島塗などを販売するブースを出しています。
輪島朝市では1月の能登半島地震で大規模な火災が発生し、住宅や店舗など240棟が燃えました。
祭りの主催者が「阪神淡路大震災の時の恩返しをしたい」と支援を提案したことから、石川県外では初めてとなる出張朝市が実現しました。
輪島朝市からの出店者
「震災にあって、これからどうしようという時に、こういうところに出張朝市で来られて、本当に感謝しています」
組合は今後も各地で出張朝市を開きたいとしています。
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