能登半島地震で大半が焼失した輪島朝市の組合が、石川県外初となる「出張朝市」を阪神淡路大震災があった神戸市で開いています。

 神戸市東灘区で11日、開催されている「東灘うはらまつり」では、石川県輪島市の「朝市通り」に店を構えていた事業者が干物や輪島塗などを販売するブースを出しています。

 輪島朝市では1月の能登半島地震で大規模な火災が発生し、住宅や店舗など240棟が燃えました。

 祭りの主催者が「阪神淡路大震災の時の恩返しをしたい」と支援を提案したことから、石川県外では初めてとなる出張朝市が実現しました。

輪島朝市からの出店者
「震災にあって、これからどうしようという時に、こういうところに出張朝市で来られて、本当に感謝しています」

 組合は今後も各地で出張朝市を開きたいとしています。

▶【能登半島地震 被害状況マップ】災害をとらえた映像を地図上に表示

▶能登半島地震特集

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。