川崎市の複合施設で38年間にわたって汚水が付近の川に垂れ流されていたことが分かりました。
川崎市によりますと今年3月、市内を流れる五反田川で「白い水が流れている」と近隣住民から連絡がありました。
市が調べたところ、多摩区のコミュニティーセンターなどが入る複合施設で38年にわたってトイレなどの汚水が雨水管を通ってそのまま川に流出していたことが分かりました。
さらに、その後の調査で他にも4カ所の施設でも垂れ流しが見つかりました。
市によりますと、当時の資料は保存期間が過ぎて廃棄されていて原因の究明は困難だということです。
また、汚水の流出による水質の悪化は確認されていないということです。
市は改修工事を急ぐとともに、「近隣住民の皆様に深くおわび申し上げます」としています。
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