■首謀者と指示役“事件直後に接触”
夫婦が仮に殺されたとするなら直接、手を下したのは誰だったのでしょうか。
9日、明らかになったのは事件の首謀者とされる人物の新たな足取りです。マグロの位置をしきりに調整しているのは、遺体で発見された宝島さん夫婦の娘、その内縁の夫である関根誠端容疑者(32)。
夫婦の遺体を損壊した疑いで逮捕されている関根容疑者は、夫婦が暴行されたとみられる時間帯の後に、やはりすでに損壊容疑で逮捕されている佐々木光容疑者(28)と2人で車に乗り、上野近くの駐車場に移動していたことが分かりました。
その車内で関根容疑者が佐々木容疑者に報酬を渡したとみられます。
■死亡した夫婦 暴行したのは誰か?
一方、いまだに明らかになっていないのが宝島さん夫婦が亡くなった経緯です。仮に殺害されたとするなら、関与したのは誰なのか。
警視庁は2人の死亡の経緯についても調べています。
ところで、宝島さんの店と同じ商店街で商売をする人は事件前、関根容疑者と宝島さんが一緒にいるところを何度も目にしたといいます。
近隣店舗の関係者
「(Q.宝島さんと関根容疑者が一緒に?)それは知ってる。テラスか何かで、テーブルで飲んでるのを頻繁に見掛けた」
「(Q.仲は良さそう?)それは分からない。僕の見ている限り、トラブルはなかった」
不審に感じたのは…。
近隣店舗の関係者
「この事件が起こってから、一度も彼の姿を見たことがない」
「(Q.事件からぱったり?)ぱったり。それが不思議でしょうがない。(義理の)親が死んだら自分が先頭に立って(店に)関与しなくてはいけない。出てこないというのはちょっと考えられない」
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