スマホなどのバッテリーによる火災が相次いでいます。
8日、兵庫県川西市で起きた住宅火災。住人はこう話しているそうです。
住人(警察によると)
「電動工具のバッテリーを充電していたら、そこから火が出るのを見た」
日常生活で使用されているバッテリーからの火災が増えています。特にこれから暑くなる季節に注意しなければいけないのが、「モバイルバッテリー火災」です。
高温の車内にモバイルバッテリーを放置した実験映像です。徐々に本体が膨らんでいき、白い煙が出てきます。次の瞬間…。大きな音とともに爆発し、炎が上がりました。
リチウムイオン電池搭載の製品用途別の火災状況を見ると、モバイルバッテリーから出火した火災が最多となっていて、他にも「掃除機」や「ノートパソコン」「電気シェーバー」など出火した製品は少なくとも33種類あり、「生活内に潜む危険」となっています。
モバイルバッテリーが原因とみられる車両火災は今月4日に長野県佐久市、5日にも長野市で相次いで発生しています。
長野市消防局予防課 大平光雄課長補佐
「車の中ですかね。そういった高温になる場所、直射日光が当たるような場所というのは火災が発生する可能性は大きい」
さらに、高温になる場所以外でも「モバイルバッテリー火災」が起きる可能性もあります。
大平光雄課長補佐
「純製品でしっかりしたアダプターで充電していただくとか、十分注意が必要」
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