将棋の藤井聡太八冠(21)に豊島将之九段(33)が挑戦する名人戦の第3局2日目が東京の羽田空港で始まりました。
名人戦七番勝負の第3局の2日目は藤井八冠が封じた45手目が開封され、東京・大田区の羽田空港第1ターミナルで9日午前9時に再開しました。
藤井八冠は並行して行われている叡王戦五番勝負では、2日の第3局で負けたため、1勝2敗となり八冠の維持に後がなくなっています。
一方、名人戦では豊島九段に連勝していて、第3局も勝って3連勝で名人の初防衛に「王手」をかけたいところです。
これに対し、5年ぶりの名人返り咲きを目指す豊島九段は第3局に負けると後がなくなるので、まず1勝したいところです。
それぞれ9時間の持ち時間のうち、藤井八冠は5時間53分、豊島九段は3時間42分を残していて、勝敗は9日夜に決まる見込みです。
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