東京・新宿区のマンションの敷地内で、女性をナイフで複数回刺し殺害しようとしたとして51歳の男が逮捕されました。女性はその後、死亡しました。男の父親は「トラブルを抱えていた」と話しています。

目撃した女性
「女の子がずっと叫んでいた。『誰か助けて、誰か助けて』と」

 川崎市の和久井学容疑者(51)は、新宿区のタワーマンションの敷地内で20代の女性の腹や首をナイフで複数回刺し殺害しようとした疑いで現行犯逮捕されました。

 女性は血だらけで倒れていて病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

 取材に応じた和久井容疑者の父親は、女性とトラブルを抱えていたと明かしました。

和久井容疑者の父親
「前からもめていた。(和久井容疑者が)ストーカーでちょっとあれして…。自分の車もバイクも売って金にして」

 和久井容疑者は取り調べに対し、「体を傷だらけにしようと思って刺した」と供述しているということです。

 警視庁は今後、容疑を殺人に切り替えて事件の経緯を調べる方針です。

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