富山県射水市では、帆船「海王丸」のすべての帆を張る「総帆展帆(そうはんてんぱん)」が行われました。
5日午前10時すぎ、事前に訓練を受けた県内外の10代から80代のボランティアら72人が声を掛け合いながら海王丸の帆を張っていきます。
元々、商船学校の練習船として誕生した海王丸は、年10回の「総帆展帆」で普段は畳んである29枚の帆をすべて張り、“海の貴婦人”と呼ばれた美しい姿を披露します。
海王丸のメインマストは高さ46メートルにもなり、訪れた人は固唾(かたず)をのんで作業を見守ります。
参加したボランティア
「まだ怖くって、両手離して作業っていうのがなかなかまだできないので、怖いなぁと思っております」
来場者
「すっごくでっかい!」
「(Q.白い帆を張った海王丸はきれいですか?)すっごくきれい!」
訪れた人たちは、青空に映える海王丸の姿を記念写真を撮るなどして楽しんでいました。
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