富山県射水市の神社では平安時代から伝わる流鏑馬(やぶさめ)が披露され詰めかけた観客が勇壮な姿に見入りました。

 富山県射水市にある加茂神社で行われた「やんさんま祭り」は、平安時代から続く五穀豊穣を祈願する神事です。

 この日、執り行われた神事の最後を飾るのは流鏑馬です。

 武者装束を身にまとった3人の乗り手が馬にまたがり、長さ3.6メートルの大弓から矢を放ちます。

 早馬が、すぐ目の前を駆け抜けていく迫力に大きな歓声と拍手が起きました。

 放たれた矢は災いを払い除けて幸福を招くとされ、見物客が大事に持ち帰るということです。

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