「奇蹟のカンパネラ」で知られるピアニストのフジコ・ヘミングさんが亡くなっていたことが分かりました。92歳でした。

 フジコ・ヘミングさんは1931年、ドイツのベルリンでスウェーデン人の父と日本人ピアニストの母の間に生まれ、東京で育ちました。

 去年11月、自宅で転倒して治療を続けていましたが、今年3月になってすい臓がんと診断され、先月21日に容体が急変し、亡くなりました。

 3月には日本公演が予定され、再び奇蹟のカンパネラを弾きたいとリハビリを続け、病室でピアノを弾いていたこともあったということです。

 葬儀は近親者で営み、「お別れの会」は現在、検討中だということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。