栃木県那須町で焼けた夫婦の遺体が見つかった事件で、沖縄県で逮捕された指示役とみられる男が潜伏先のホテルを転々としていたことが分かりました。

 姜光紀容疑者(20)と若山耀人容疑者(20)は先月、仲間と共謀して、那須町で宝島龍太郎さん(55)と幸子さん(56)の遺体に火を付けたとして2日、送検されました。

 その後の捜査関係者への取材で、事件後、2人は大阪に逃亡していたことが新たに分かりました。

 2人は「数百万円の報酬を受け取った」と話していますが、確保された時の所持金は数十万円だったということです。

 また、指示役とみられる佐々木光容疑者(28)が潜伏先の沖縄県内のホテルを転々としていたことも明らかになりました。

 佐々木容疑者は遺体発見の当日に、夫妻が暴行を受けた可能性がある品川区の空き家周辺の防犯カメラに映っていたということです。

 警視庁は他にも関与した人物がいるか詳しく調べています。

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