■北日本、北陸で大気不安定 12月1位の強雨も
3日(火)は寒冷前線の雨雲が北日本と北陸を通過しています。秋田県の由利本荘では、12月の観測史上最大となる1時間に20.5mmの強い雨を観測しました。午後も北陸を中心に不安定な天気が続くため、落雷や突風、ひょうなどに注意が必要です。また、夜遅くになると、北日本で雪となり、北海道を中心に平地でも積もりそうです。
一方、関東から西日本は朝から晴れていて、太平洋側を中心に乾燥注意報が発表されています。火災が増えていますので、火の元はいつも以上に確認するようにしてください。
■雨のあと寒気流入 北日本は気温が右肩下がり
3日(火)の北日本は、不安定な天気に加えて、一日の中の気温変化にも注意が必要です。雨雲の後ろから冷たい空気が流れ込み、朝より昼、昼より夜の方が気温が下がります。
3日の気温変化 北日本は夜にかけて気温が右肩下がり夜は0℃前後まで下がる所も多く極寒となりそうです。暖かくしてお過ごしください。関東から西日本は20℃近くまで上がって日差しが暖かいです。
■土曜日から冬型強まる 北日本、北陸で大雪警戒
ただ、4日(水)以降は冬型の気圧配置が続くようになり、特に今週末は真冬並みの寒気が流れ込んできます。暖かさが続いている関東などでも一気に年末年始頃の寒さとなりそうです。暖かいうちに冬布団を干しておくなど、寒さに備えるようにしてください。
また、7日(土)以降は、北日本で大雪や吹雪となり、北陸や西日本日本海側の平地でも初雪となる所がありそうです。いよいよ本格的な冬到来。冬タイヤの装着などしっかりと準備をしておきましょう。
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