東京・浅草の「浅草寺」で、子どもの健やかな成長を願う、毎年恒例の「泣き相撲」が開催されました。
土俵の上で大きな泣き声をあげているのは、去年生まれた赤ちゃんです。
大泣きする子もいれば、終始、楽しそうにニコニコする子もいます。
行司や、まわし姿の力士があの手この手を使って赤ちゃんを泣かせようとする様子が見守る人たちの笑いを誘います。
勝負が決まらないと見るや否やお面を付けた人が取り囲むと、赤ちゃんは一際大きい声をあげて泣き出し、会場を沸かせました。
参加者
「直前まで泣いてたんですけど意外と本番泣かなくて、泣けーって感じでした」
「最初はご機嫌だったんですけど、お相撲さんに抱っこされた瞬間に涙が止まらなくなって。でも楽しかったね」
行司の掛け声とともに泣き声を競う「泣き相撲」は、浅草寺の境内に復元された九代目・市川團十郎の「暫」の銅像5周年の際に奉納されたのが始まりで、今年で34回目になります。
28日は晴天にも恵まれ、元気いっぱいの泣き声と見守る家族たちの笑い声が響き渡りました。
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